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3Dモデルの入手手段と各サービス紹介

更新日:



3DCGを活用したVRコンテンツの作成に当たって、3DCGモデルは必須のものとなります。

今回はVRコンテンツ用に3DCADや3DCGデータを用意したいけれど、どう入手したらよいか分からないという方向けに、3Dモデルを入手する方法のパターン作成ツールについて詳しく紹介していきたいと思います。

まず、3Dモデルの入手するパターンですが


1. 3DCADソフトやCGソフトをダウンロードして自分で作る

2. 人が作成した公開されている3Dデータをダウンロード

3.  3Dモデル作成サービスに委託し作ってもらう

大きく分けてこの3パターンがあります。


1.ソフトウェアを利用して作成する



3DCG作成ソフトウェア

Maya

Autodesk社が開発している3DCGソフトウェアです。モデリングのみならず、アニメーションやレンダリングも可能なソフトウェアで、3DCGソフトウェアの中で最も知名度が高いソフトの一つであり、機能も豊富なため、多くの企業や個人が利用しています。複数の人間が同時に作業できるように設計されており、カスタマイズして利便性を高めることができます。

料金はサブスクリプションで1か月32,400円1年254,880円から、購入できます。

機能説明動画
参照:https://youtu.be/BDFaXg6Snr0

Maya:https://www.autodesk.co.jp/products/maya/overview



Blender

オープンソースで開発されており、無料で使用できる3DCGソフトウェアです。

こちらも上記のMayaと同じようにモデリングだけではなく、アニメーションやレンダリングも可能です。

アップデートも頻繁に行われており、無料とは思えないほど多くの機能が充実しています。

概要説明動画
参照:https://youtu.be/fh29-ZgOLxY


Blender:https://www.blender.org/



ZBrush

ZBrushはPixologic社が開発した、モデリングに特化した3DCGソフトウェアで、粘土をこねるように3Dモデルが作成できるように設計されています。直感的な操作でより容易にスピーディーに3Dモデルが作成でき、アート作品の製作に適しています。また動作に特別高スペックなPCを必要とせず、ペン入力のデバイスにも対応しています。

加えて、ZBrushは3Dプリンタ向けのモデリングとしても使用されることがあるソフトになります。

価格は102,000円からで使用できます。

ZBrushを用いたモデリングの様子
参照:https://youtu.be/FZYeHlwMCCM


ZBrush:https://pixologic.jp/zbrush/



3DCAD作成ソフトウェア

AutoCAD

Autodesk社が開発しており、3Dに対応した汎用型CAD作成ソフトウェアで、最も普及しているCADソフトウェアの一つです。機能が非常に多く、自由度が高いため、建築系のみならずプロダクトデザインなど幅広い分野で使用されています。

価格は1か月25,920円1年間205,200円でサブスクリプション購入できます。

また、建築系の特化した3DCADソフトウェアとしてRevit機械系に特化した3DCADソフトウェアとしてInventorなど、専用CADソフトウェアもリリースされており、それぞれ1年間のサブスクリプションでRevitが381,240円、Inventorが327,240円で利用できます。

AutoCAD 2020(最新版)の機能説明
参照:https://youtu.be/CnUEzua_Eww

AutoCAD:https://www.autodesk.co.jp/products/autocad/overview

Revit:https://www.autodesk.co.jp/products/revit/overview

Inventor:https://www.autodesk.co.jp/products/inventor/overview



Fusion 360

こちらもAutodesk社が開発している3Dモデル製作ソフトウェアです。学生やスタートアップなら無料で使用することができ、そうでない場合でも、1年間60,480円で使用できます。

有料の3Dソフトとほとんど同様の機能が使え、汎用性も高いため、多くのモデル製作に使用することができます。

さらに知名度が高いため、多くの企業や個人が使用しているため情報が多く流通している、個人間のデータ共有や容易などのメリットもあります。

概要説明動画
参照:https://youtu.be/I2u26YaJm48

Fusion 360:https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview



SolidWorks

フランスのダッソー・システムズ社が開発している、機械設計やシステム設計など多くのソリューションに対応した3DCAD製作ソフトウェアです。

こちらも豊富な機能や使いやすさから人気が高く、多くの企業や個人に使用されており、情報が容易に手に入るメリットがあります。

価格はパッケージで985,000円から、サブスクリプションで年間192,000円から利用することができます。

概要説明動画
参照:https://youtu.be/cp0jaOFtqX4

SolidWorks:https://www.solidworks.com/ja



2. サイトからダウンロードする



作成ソフトウェアがある一方で、3Dモデルを外部のサイトからダウンロードすることもできます。無料・有料や素材の種類など様々な素材があるので、それらをダウンロードできるサイトを紹介していきます。



TurboSquid

3Dモデル販売サイトでは最も有名なサイトになります。

無料のモデルも多いですが、有料のモデルの質が高く、1つにつき5,000円~50,000円ほどで購入できます。

会員登録が必須になります。

TurboSquidの使い方を解説している動画
参照:https://youtu.be/vgq0nqsIzRE

TurboSquid:https://www.turbosquid.com/



Free 3D

ゲームのキャラクターやコンセプトアートなどファンタジー系から、ガジェットや臓器など専門的なモデルまで幅広い種類の3Dモデルが入手できます。

サイトのUIもわかりやすく、多くの無料のモデルがダウンロードできます。一部会員登録が必要です。

Free 3D:https://free3d.com/



Artist 3D Model

Artist 3D Modelはユーザー投稿型の3Dモデル配布サイトになります。

ほぼ全ジャンルの3Dモデルを無料で入手できます。会員登録不要で手軽に使用できるので、おすすめです。


Artist 3D Model:http://artist-3d.com/



Poly

PolyはGoogleが提供しているVR/AR用の3Dオブジェクト共有ライブラリです。

ここから、VR/ARコンテンツ制作に必要な3Dオブジェクトを無料でダウンロードすることができます。

また、ユーザーが直接オブジェクトファイルをアップロードすることもできます。

Polyを使用している様子
参照:https://youtu.be/hIOe6rAyBrc

Poly:https://poly.google.com/



3.3Dモデル作成サービス

MODELY

MODELYは3Dデータ作成サービスです。様々な用途に向けての3Dモデルの作成が可能で、VR用の3Dモデルの作成も行っています。

写真やイラスト、図面など様々なデータに対応しており、3Dモデルに関する知識がなくてもサービスを利用できます。

また、レンダリングや複雑なテクスチャー表現にも対応しているため、幅広いイメージに対応した3Dモデルの作成が可能になっています。

簡単なモデルであれば、30,000円から、最短3日の納期機関での製作ができます。

MODELY:https://3d-modely.com/



MIKAN 3D

MIKAN 3Dは3D製作に特化したデザイナープラットフォームで、3Dプリンターやネットショッピングの商品などに使われる3Dモデルに加えVR/ARコンテンツ用の3Dモデル作成も行っています。

30,000円から利用が可能で、最短で10日ほどの期間で作成できます。

MIKAN 3D:https://mikaninc.com/

「VR向け3Dモデル製作サービス紹介」(https://xrbizmag.com/archives/1284)に詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください。



まとめ



今回は3Dモデルが必要な方向けに、主な入手方法、各方法を実施するにあたってのサービスをいくつか紹介しました。

このように3Dモデルを入手する方法は主に3つあり、自社に3Dデータを扱うアセットがあるのか、解像度などのクオリティなどの面でどのような3Dモデルを必要としてるのか、予算はどのくらいかなど様々な要因で、どれを選択するか変わってくると思われます。

また、3DCGに向いているサービス3DCADに向いているサービスがあるので、自社が製作したいモデルはどちらなのかなども考慮して考えていただくことで、最適な方法を取っていただけると思います。



記事:中町諒佑



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